元スペイン代表MFサンティ・カソルラ(レアル・オビエド)が3日、自身のSNSを通じて現役引退を発表した。41歳でスパイクを脱ぐ決断を下し、「人生は巡るものだと思っていた。でも、終わらない物語もある。ただ始まりへと戻るだけなんだ。8のように、無限のように」とメッセージをつづった。
サンティ・カソルラが現役引退
1984年生まれのカソルラは、レアル・オビエドの下部組織で育ち、ビジャレアル、レクレアティーボ・ウエルバ、マラガ、アーセナル、アル・サッドなどでプレー。スペイン代表では81試合15得点を記録し、EURO2008、EURO2012制覇に貢献した。
引退動画では、自身のキャリアを振り返り、「僕の物語は大きなスタジアムやスポットライトの下で始まったわけではない。ただサッカーがしたい一人の少年と、一つのボールから始まった」と回顧。度重なる負傷にも触れながら、「決して挑戦することをやめなかった。そして最後は何かを終わらせるためではなく、もう一度サッカーを感じるために戻ってきた。魔法が始まった場所で、すべてがつながった」と思いを語った。
2023年夏には古巣レアル・オビエドへ復帰。リーグ最低年俸でプレーすることを受け入れ、肖像権もクラブへ譲渡。さらに、自身のユニフォーム売り上げの10%を下部組織へ寄付することを希望するなど、クラブ愛を示してきた。
レアル・オビエドも声明を発表し、「サンティ・カソルラとレアル・オビエドの物語は終わらない。クラブは彼が望む形で、これからも未来をともに歩んでいきたい」とコメント。今後もクラブに関わる道が用意されていることを明かした。
引退発表を受け、古巣ビジャレアルは「幕を下ろす時が来た。でも、この“魔術師”のプレーをどれだけ楽しませてもらったことだろう。ありがとう、サンティ。あなたのレガシーは永遠だ」とSNSで惜別のメッセージを投稿。アーセナルをはじめ、多くのクラブやサッカー関係者からも、スペインサッカー界のレジェンドへ感謝の言葉が寄せられている。
