マンチェスター・ユナイテッドは現地時間9日、建設を計画している10万人収容の新スタジアムの建設予定地を正式に発表した。クラブ公式サイトを通じて明らかにしている。
マンU、新10万人収容スタジアムの建設予定地を正式発表
新スタジアムは、現在のオールド・トラッフォードから北西約350メートルの場所に建設される予定で、新たに整備される「スタジアム・ディストリクト」の中心施設となる。
同地区はスポーツやエンターテインメントを中心に、年間を通じて多くの人が集うエリアとして開発され、新スタジアムはトラッフォード・ワーフサイド全体を象徴するランドマークに位置付けられている。
再開発計画では、公共交通機関や鉄道アクセスの改善に加え、歩行者や自転車向けインフラの整備も計画。約150ヘクタールに及ぶ複合開発を通じて、4万8000人分の雇用創出と1万5000戸の住宅整備を目指しており、英国経済に年間73億ポンド規模の経済効果をもたらす可能性があるとしている。
また、新スタジアムを現在のオールド・トラッフォードに隣接する場所へ建設することで、クラブの歴史や伝統、サポーターが大切にしてきた試合日の文化を継承できる立地になると説明している。
新スタジアム開発部門CEOのコレット・ロシュ氏は、「マンチェスター・ユナイテッドの新たな世界最高水準の本拠地を実現するための重要な節目となる」とコメント。「サポーターのためだけではなく、サポーターとともに世界最高水準のスタジアムを築きたい。雰囲気、手頃な価格、アクセシビリティを計画の中心に据え、今後もファンや関係者との対話を続けていく」と述べた。
なお、クラブは今回公開した完成予想図について、あくまでもイメージであり、最終的な設計を示すものではないと説明。また、現在のオールド・トラッフォードの今後については現時点で決定しておらず、新スタジアムの設計に関するファンとの協議については、今後詳細を発表する予定としている。
