北中米W杯に参加した荒木友輔氏(右)と三原純氏(左)【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)の審判委員会は7月21日、都内でメディア向けのレフェリーブリーフィングを開催した。FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で日本人審判員が主審を担当することができなかったことについて、JFA審判委員会の扇谷健司委員長は「本当に悔しい」と率直な思いを語った。
3大会連続で日本人審判員が主審を担当できず
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)は日本時間7月20日の朝に決勝が行われ、スペイン代表がアルゼンチン代表を延長戦の末に1-0で下し、16年ぶりとなる2度目の優勝で幕を閉じた。
日本人審判員として、荒木友輔主審と三原純副審が北中米W杯に参加したが、ともに主審と副審を担当することはなかった。
荒木氏は第4審、三原氏は第5審判として6試合を担当したものの、2018年のロシアW杯、2022年のカタールW杯に続き、3大会連続で日本人審判員が主審を担当する機会は訪れなかった。
扇谷健司委員長は「(彼らも)本当に悔しいと思いますし、我々もやっぱり悔しい部分はたくさんあります」と主審を割り当てられなかったことについて言及。
「日本人が約1カ月以上、大会に関わることは貴重なものになると思っている。今回は主審ができなかったけれども、2030年、2034年、今後に向けてどうやったら主審ができるのか、実現しなきゃいけない。それは審判員だけでは当然実現できない。我々も含めて日本としてどうしていくかをやっていかなければいけないと改めて感じました」と危機感を示した。
それでも、「彼らがそこにいることは本当に誇らしかった」と語り、「非常にポジティブに大会へ臨んでいた。日本の審判界だけでなく、日本サッカー界にとっても非常に貴重な経験になった」と北中米W杯を前向きに振り返った。
さらに、今年9月にポーランドで開催されるFIFA U-20女子ワールドカップには、小泉朝香審判員が参加することも報告。
「女子は来年の女子ワールドカップに誰が行くのかが非常に大きなターゲットになりますが、日本から主審を2人出したい」と目標を掲げ、女性審判員へ期待を寄せていた。
(取材・文:竹中愛美)
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