ドイツ代表FWカリム・アデイェミ【写真:Getty Images】
スペイン・ラ・リーガのバルセロナは現地時間23日、ボルシア・ドルトムントからドイツ代表FWカリム・アデイェミを獲得したことを正式発表した。クラブ公式サイトでは、契約期間は2031年6月だと伝えている。
ドイツ代表FWアデイェミの獲得を発表
アデイェミはミュンヘン出身の24歳。バイエルンの下部組織などを経て、2018年にレッドブル・ザルツブルク(オーストリア)へ加入した。ザルツブルクではリーグ戦68試合で27得点17アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグでも得点を重ね、欧州で評価を高めた。
2022年夏にドルトムントへ移籍すると、持ち味のスピードと突破力を武器に主力へと成長した。ドルトムントでは公式戦146試合に出場して36得点24アシストを記録。昨季は公式戦39試合で10得点6アシストをマークし、そのうちチャンピオンズリーグでは3得点を挙げている。ドイツ代表では2021年9月に、当時の指揮官だったフリック監督の下でA代表デビューを果たし、同試合で代表初ゴールも記録した。
スペインメディア『AS』は、移籍金2200万ユーロ(約40億円)に加えてボーナスが700万ユーロ(約13億円)で、総額2900万ユーロ(約54億円)に上ると報じている。
バルセロナは今夏の移籍市場で、ニューカッスル(イングランド)からFWアンソニー・ゴードンを獲得しており、アデイェミは前線強化の第2弾となる。ロベルト・レヴァンドフスキの退団、マーカス・ラッシュフォードのローン終了後、攻撃陣の再編を進める中での補強となった。
アデイェミは「僕はここにタイトルを勝ち取るためにきた」とコメント。「バルサは世界一のクラブだと思っている」と語り、加入への喜びを示した。また、ハンジ・フリック監督の存在が決断の大きな理由だったことも明かし、「チームが目標を達成するために必要なことは何でもする準備ができている」と意気込みを語っている。
フリック監督はドイツ代表時代にアデイェミをA代表デビューさせた指揮官でもある。再タッグとなるバルセロナで、爆発的なスピードを誇る新アタッカーがどのような役割を担うのか注目される。