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日本代表監督選考で重視した「FIFAランキング」。宮本会長が明かした森保監督続投の理由「アジアで結果を出せる監督が誰なんだ」

text by 竹中愛美 photo by Editor

森保監督の続投会見に出席した宮本恒靖会長

記者会見に登壇した宮本恒靖会長【写真:編集部】



 日本サッカー協会(JFA)は7月23日、東京都内で日本代表監督についての記者会見を行った。森保一監督が来年のAFCアジアカップサウジアラビア2027まで指揮を執り、その後は大岩剛監督へ引き継ぐ方針を発表。宮本恒靖会長は「アジアで結果を出せる監督が誰なのか」を重視したと説明し、アジアカップ制覇によるFIFAランキング向上の重要性を強調した。

目先だけではない、日本代表強化の考え方

 日本代表はFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で決勝トーナメント1回戦敗退に終わり、目標としていた優勝には届かなかった。

 大会後は次期監督人事に注目が集まる中、JFAは23日の理事会で、森保一監督が来年のAFCアジアカップサウジアラビア2027まで指揮を執り、その後は2028年ロサンゼルス五輪出場を目指すU-21日本代表の大岩剛監督が2030年W杯へ向けてA代表を引き継ぐ方針を決定した。

 会見に出席した宮本恒靖会長は、森保監督をアジアカップまで続投させた理由について、「ワールドカップが終わった今、我々として重要だと考えているのはアジアカップで優勝すること」と説明。監督選考で重視したポイントを明かした。

「アジアで結果を出すことを考えたときに、『アジアで結果を出せる監督が誰なんだ』という観点を重要視しました。今回のW杯でもありましたけど、やはり(FIFA)ランキングが上にあるか下なのかというところで、その戦いがかなり違ってきます。

 そういった意味で、公式戦であるアジアカップを勝つことで、少しでもFIFAランキングを上げることが重要になってきます」



 FIFAランキングを重視する考え方は、22日に行われた技術委員会のブリーフィングでも示されていた。

 山本昌邦技術委員長は、W杯ではポット分けだけでなく、公式練習時間やベースキャンプ地の選定など大会期間中の条件面でもランキングが影響すると説明。

「確実にポット1に入れるように今後もやっていく必要がある」と、2030年大会を見据えたランキング向上の重要性を強調していた。

 また、目先の結果だけではなく、2030年W杯、さらには日本サッカーの将来も見据えた判断だったとし、「今回のW杯だけでなく、これまでの歩みも改めて分析しました。その結果、我々がたどり着いた結論が『継承と進化』というものです」と、人事のキーワードを口にした。

 契約延長が決まった森保監督は「やるべき、やらなければいけないミッションを考えると、身の引き締まる思いです。契約期間の中でしっかりと結果を出し、次への良きバトンタッチにつなげられるようベストを尽くしたい」と、アジアカップ制覇へ向けて決意を語った。

(取材・文:竹中愛美)

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