ペア・メルテザッカー【写真:Getty Images】
ドイツサッカー連盟(DFB)は現地時間24日、元ドイツ代表DFペア・メルテザッカー氏が、2027年1月1日付でDFBのスポーツ担当マネージングディレクターに就任すると発表した。ユルゲン・クロップ新監督の就任に続く人事で、メルテザッカー氏は代表チームとアカデミー部門を統括する。契約はクロップ監督と同じく2030年までと報じられている。
クロップ監督に続き“W杯優勝メンバー”も入閣
ドイツ代表は北中米ワールドカップのラウンド32でパラグアイ代表に敗れ、ユリアン・ナーゲルスマン監督が退任。DFBはクロップ氏と4年契約を結び、8月15日から新体制で始動する。コーチ陣にはペーター・クラビーツ氏、ペップ・ラインダース氏、スベン・ベンダー氏が加わることも決まった。
メルテザッカー氏はコーチングスタッフではなく、DFBのスポーツ部門を運営する立場でクロップ監督を支える。年末で退任するアンドレアス・レッティヒ氏の後任となり、今後数か月を引き継ぎ期間に充てる。トップ代表と年代別代表、育成部門を結び付け、ドイツサッカーの中長期的な強化を進める役割が期待されている。
現役時代はセンターバックとしてハノーファー、ブレーメン、アーセナルでプレー。ブレーメンでは2009年にDFBポカールを制し、2011年に加入したアーセナルではFAカップを3度獲得した。ドイツ代表では通算104試合に出場し、2006年と2010年のW杯で準決勝、EURO2008で決勝へ進出。2014年ブラジルW杯では世界一に輝き、大会後に代表を引退した。
2018年の現役引退後はアーセナルのアカデミー責任者に就任し、今夏まで8年間にわたって若手選手の発掘と育成を担当した。名門クラブの育成組織を率いた経験を持つことが、今回の起用における大きな評価材料となっている。
メルテザッカー氏は「ドイツサッカーには非常に大きな可能性がある」と語り、忍耐強く才能と人間性を育て、選手が責任を担いながら成長できる環境を整えたいと意欲を示した。世界的名将クロップ監督と、世界一を知る育成部門のスペシャリストによる新体制で、ドイツ代表の再建が進められる。
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