国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)をめぐる自身やFIFAへの批判について反論した。英紙『The Athletic』が27日に報じた。
ジャンニ・インファンティーノ会長が批判の声に反応
インファンティーノ会長は自身のInstagramに15枚のスライドによるメッセージを投稿。FIFAの広報部門を通じてメディア関係者にも共有されたという。
その中で同会長は、FIFAやW杯への批判を行う人々について「憎しみや誤った噂を広めている」と指摘。「後ろでペンを持ち、画面の前に座って批判している人々に言いたい。我々FIFAは最前線で働き、世界最高のショーを届けている」と主張した。
また、2026年大会について「人類の最高の姿を祝う大会だった」と強調。世界中の数十億人が大会を観戦し、多くの著名人も会場を訪れたと成果をアピールした。
一方で、今大会では複数の問題も指摘されていた。
米国政府による渡航制限の影響で、イランやハイチ、セネガル、コートジボワールのファンが大会観戦に困難を抱えたほか、チケット価格をめぐって複数州の司法当局が調査を進めている。
さらに、米国代表FWフォラリン・バログンの出場停止処分が大会途中で変更された件についても、政治的介入ではないかとの批判が広がった。
インファンティーノ会長はこれらについて、判定や懲戒処分に対する不満は理解できるとしながらも、「一部の決定への不満は理解できるが、そのような判断は世界の主要リーグでも日常的に起きている」と説明した。
また、W杯期間中の安全面についても「事件はなく、100%の安全と安心、喜びと幸福だけだった」と強調。
「大会を楽しめなかったことを残念に思う。批判や憎しみに夢中になり、すべての喜びを見逃してしまった人々には申し訳なく思う」と批判者に向けてメッセージを送った。
北中米W杯では、運営面や判定、政治との関係性をめぐりさまざまな議論が起きた。インファンティーノ会長の今回の発言は、そうした批判に対するFIFAトップからの直接的な反応となった。
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