FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)決勝で主審を務めたスロベニア人レフェリーのスラブコ・ヴィンチッチ氏が現役を引退した。スロベニアサッカー協会が27日に発表している。
スロベニア人レフェリーのスラブコ・ヴィンチッチ氏が現役を引退
46歳のヴィンチッチ氏は、スペイン代表が延長戦の末にアルゼンチン代表を1-0で下して優勝を果たしたW杯決勝を担当。アルゼンチンのMFエンソ・フェルナンデスを後半アディショナルタイムに退場処分とした一方、アルゼンチンの激しいプレーに対する判定を巡っては、一部で批判の声も上がっていた。
スロベニアサッカー協会は声明で、「アメリカで行われたワールドカップ決勝から1週間後、スラブコ・ヴィンチッチは世界最高峰の舞台での歴史的な審判キャリアに正式に幕を下ろした」と発表した。
ヴィンチッチ氏は2019年からUEFAエリート審判員を務め、EURO2020や2024年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝(レアル・マドリード対ボルシア・ドルトムント)を担当。2022年にはUEFAヨーロッパリーグ決勝も裁いている。
今大会では決勝を含む4試合で主審を担当。ブラジル対モロッコ、メキシコ対エクアドルなども裁き、国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)とイタリア審判協会(AIA)から、今大会の最優秀主審にも選出されていた。
長年にわたり欧州や国際大会の大舞台を支えた名レフェリーが、W杯決勝を最後に笛を置くこととなった。
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