フットボールチャンネル

日本代表DF冨安健洋、クリスタル・パレスで初の実戦出場 “トライアル選手”として約28分プレー、チームは3-1勝利

text by 編集部 photo by Getty Images
DF冨安健洋

DF冨安健洋【写真:Getty Images】



 イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスは現地時間7月31日、アル・ウラとのプレシーズンマッチに3-1で勝利した。この試合では、日本代表DF冨安健洋が途中出場。C・パレスの選手として初めて実戦のピッチに立った。

クリスタル・パレスで初の実戦出場

 C・パレスの公式サイトでは、トライアル選手を示す「T」の表記付きで登録されていた冨安。アル・ウラとの一戦ではベンチスタートとなり、62分にDFボルナ・ソサに代わってピッチに投入された。

 その後、試合終了まで約28分間プレーし、3-1の勝利に貢献している。C・パレスは開始1分にジャスティン・デベニーが先制し、10分にはエディ・エンケティアが追加点。16分に1点を返されてしまったものの、57分にジェイディー・カンボが3点目を奪った。日本代表MF鎌田大地も先発し、前半の45分間プレーしている。

 冨安を巡っては、7月28日にパレスのイタリア遠征へ合流し、トレーニングに参加していることが判明。当初は、コンディション調整のために練習場所を提供されている段階で、加入交渉は行われていないと伝えていた。同日にはコモ・カップのメンバーにトライアル選手として登録されたが、試合出場はなかった。



 しかし、29日には英公共放送『BBC』が、パレスと冨安側がフリー移籍に向けた話し合いを行ったと報道。さらに地元紙『ロンドン・スタンダード』も、パレスがトライアル後の獲得に前向きだと報じていた。今回、実際に試合へ投入されたことで、クラブが冨安のコンディションやプレー状態を確認する段階まで進んだことになる。

 冨安は膝の負傷に苦しみ、2024/25シーズンはアーセナルでわずかな出場にとどまった。2025年2月に手術を受け、同年7月に契約を1年残して双方合意のもと退団。12月にアヤックスと半年契約を結び、実戦復帰を果たしたが、出場は9試合、計236分にとどまり、2026年6月末の契約満了後はフリーとなっていた。

 パレス加入が決まったわけではないものの、今回の実戦出場はプレミアリーグ復帰を目指す冨安にとって重要な一歩となりそうだ。

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top