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禁断のノースロンドン移籍が浮上? アーセナルが宿敵主将ロメロの獲得を問い合わせ

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアン・ロメロ
トッテナムのクリスティアン・ロメロ【写真:Getty Images】



 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は自身のXで、アーセナルがトッテナム所属のアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロについて、獲得の可能性を問い合わせたと伝えた。

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宿敵主将の禁断移籍は実現してしまうのか

 ロマーノ記者は「アーセナルも今週、問い合わせを行った」と投稿。禁断の移籍の可能性を示唆している。ただしすぐにこの移籍が起こるわけではない。続けて同記者は「トッテナムは国外への売却を望んでいる」と投稿した。

 アトレティコ・マドリードはすでにクラブ間協議に入り、選手側との交渉も進めている。インテルはトッテナムと条件面で合意に達したものの、獲得には選手の放出が必要な状況だという。いずれにしても、国外への移籍が本命ではあるものの、少なくともアーセナルが興味を示しているのも事実だ。

 そもそもロメロは昨夏にトッテナムの主将へ就任し、契約も2029年まで延長した。しかし2025/26シーズンは4度の出場停止処分を受け、1月と2月には自身のInstagramでクラブ上層部やチーム編成への不満を公然と口にした。終盤戦は膝の負傷で欠場が続いている。

 英紙『ガーディアン』は6月5日、ロメロが移籍市場の閉幕後もチームに残るとは、クラブ内部でも考えられていないと報じた。アルゼンチン代表DFの退団は既定路線になっている。

 またアーセナル側にも動く理由がある。フランス代表DFウィリアム・サリバがFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の期間中に背中を負傷して長期離脱となり、クラブは手術を回避し、リハビリで回復を目指すと発表した。その穴を埋めるDFの獲得がある。



 もっとも、両クラブのトップチーム間で選手が直接移籍した例は、2010年の元フランス代表DFウィリアム・ギャラスが最後だ。アーセナルで主将を務めたCBで、契約満了に伴ってトッテナムへ加入した。

 一方、トッテナムの主将だった元イングランド代表DFソル・キャンベルが2001年に契約満了でアーセナルへ移籍して、サポーターの激しい反発を浴びながらリーグ優勝を2度経験している。

 育成年代に目を向ければ、今夏は18歳のCBイライジャ・アップソンがトッテナムを離れ、アーセナルとプロ契約を結んだ。かつてアーセナルの育成組織を離れ、後にトッテナムの象徴となったハリー・ケインの例もある。

 直接の移籍ではないが、印象的な選手で言うと元トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールだろう。マンチェスター・シティを経由して両クラブでプレーした。アーセナル退団後、トッテナム在籍時の2012年11月のダービーでは、先制点を決めた直後に退場したことで大きく話題になった。

 いずれにしても事例は多くないものの、ノースロンドン間の移籍は過去にも実際に起こっているのだ。ロメロがどうなるのかはわからないが、ヒールの立ち位置が似合う選手ではあると感じている。

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