パルメイラス【写真:Getty Images】
ブラジルのパルメイラスは現地時間21日、2026/27シーズンの新サードユニフォームを発表した。イタリア代表を象徴する青を基調とし、2006年ドイツワールドカップ(W杯)でのイタリア代表優勝から20周年を迎えることと、クラブが受け継ぐイタリア系のルーツを称える一着となっている。
イタリアのW杯優勝20周年を称える新ユニフォームを発表
パルメイラスの歴史は、イタリア移民が数多く暮らしていたサンパウロのブラス地区から始まった。1914年にブラジルを訪れたトリノとプロ・ヴェルチェッリの試合に刺激を受け、イタリア系住民を代表するサッカークラブの設立を計画。
同年8月26日、46人が参加した会合で「パレストラ・イタリア」が誕生した。クラブは出身地域の異なる移民たちを結び付け、サンパウロのイタリア系社会を象徴する存在となっていった。
第二次世界大戦中の1942年には、ブラジルが対立していたイタリアを連想させる名称が問題視され、「ソシエダージ・エスポルチーヴァ・パルメイラス」へ改称した。それでも、クラブの原点がパレストラ・イタリアにあることは現在まで大切にされており、今回のユニフォームはその歴史と2006年のイタリア代表の世界一を重ね合わせている。
新作は「アッズーリ(イタリア代表の愛称)」を思わせる青に、クラシックなVネックを組み合わせた。通常のクラブエンブレムに代わり、パレストラ・イタリアが1916年のユニフォームで使用した「サヴォイア十字」を胸に配置。
裾にはイタリアの地図を描いた特別なパッチが入り、名前と背番号には2006年のイタリア代表を意識したゴールドの字体が採用された。背面には、「Scoppia che la vittoria è nostra(勝利は我々のものだ)」というイタリア語のフレーズも刻まれている。
クラブ公式Xは、「私たちのイタリア系のルーツが、今日までのクラブを形作ってきた」とのメッセージを添え、新ユニフォームのデザインを公開した。