フットボール批評オンライン編集長に就任した加藤健一（株式会社カンゼン）と申します。

　雑誌『フットボール批評』は創刊から約10年、2023年3月発売の39号を持って休刊となりました。この間、日本サッカーを取り巻く環境が変化するとともに、サッカーに限らず、情報を得る方法も変化してきました。そこで、発信の場を雑誌からウェブへ移行して、今後は『フットボール批評オンライン』として読者の皆様にコンテンツを提供してくことになりました。

　Jリーグ開幕から30年が経ち、サッカー日本代表がW杯2大会連続で決勝トーナメント進出するなど、日本サッカーは確実に進歩しています。久保建英や三笘薫をはじめ、世界の第一線で活躍する選手が数多くいる一方で、それを外から見る目のアップデートも必要不可欠です。批評や検証、新たな知見のインプットを怠れば、世界との差は開いていくでしょう。

『フットボール批評』は今後も、日本サッカーがより豊かに、より発展していけるように、様々な角度から批評性のある話題を取り上げていきます。サッカー専門誌だからこそ、有料ウェブメディアだからこそできる中身の濃いコンテンツを提供していけるメディアを目指します。

　ただ、そのためには、読者の皆様のご支援が不可欠です。有料記事という形式をとる以上、広告料ではなく、読者の皆様の購読料が我々のコンテンツ制作費になります。近々、制作費のためのクラウドファンディングも予定しております。1人でも多くの方々に読んでいただける記事を制作して参りますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

株式会社カンゼン　フットボール批評オンライン編集長　加藤健一

初回記事はこちら
【独占インタビュー1】ハリルホジッチはサッカー日本代表をどうしたかったのか？ 誤解だった「縦に早く」と志半ばの日本化