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日本代表 11年前

ハーフナー・マイクが語る、代表レギュラー奪取への思い

text by 河治良幸 photo by Kenzaburo Matsuoka

代表で求められている役割とは

――セカンドトップやウィングなど、Jリーグ時代や日本代表と異なるポジションも経験しました。機動力や守備の献身性も求められていると思います。

「そうですね。フィテッセではセンターFWだけじゃなく、色々なポジションを経験しているので、それは代表で1トップをやる時にもプラスになると思っています」

――フィテッセにはコートジボワール代表のボニーという、オランダリーグですでに26得点をあげ、ビッグクラブからも注目されるストライカーがいます。一緒にプレーしていて感じることは?

「もう全てが刺激です。サッカー人生を通じてあんなに体が強くはなれないと思うけど、体の使い方をしっかり学んで、自分のものにできればと思います」

――日本代表におけるセンターFWの役割をどうイメージしていますか?

「しっかりとボールを収めるのが1トップの役割だと思う。あとはゴール前でしっかり点を取ることが大事なので、それができれば」

――ブンデスリーガのルール・ダービーで内田選手のハイクロスをフンテラールが瞬間的にマークを外して見事に頭で決めました。カナダは大きいCBを揃えているが、そういう形が理想になる?

「これまで代表でのゴールはそういう形しかないので(笑)。でも自分の武器だし、これからも出していきたいと思います。大きなDFに対してはやっぱり、エリア内のポジショニングや相手との駆け引きが大事だと思うので、そういうところを意識してフィニッシュにつなげれば点は取れると思います」

――ヨルダン戦でW杯行きのゴールを決めれば、ファンの記憶に残り続けますね。

「チームとしてしっかりまとまって勝てればいいと思いますが、自分も得点できれば理想ですね」

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