【西部謙司が徹底分析】手痛い敗戦を喫したヨルダン戦。如実に現れた1対1の弱さ。

26日に行われたW杯最終予選・ヨルダン戦で、日本代表はチャンスこそ作り出したものの2失点を喫して敗れた。敗戦の主な要因、そして日本代表が抱える課題を、西部謙司氏に分析してもらった。

2013年03月27日(Wed)4時05分配信

text by 編集部
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日本代表は普段通りのプレーをしていた

編集部 ヨルダン戦は残念な結果になってしまいました。敗戦の主な要因はどこにあるでしょうか?

西部 端的に言ってしまえば、アウェイだからですね。このチームはこれまでもアウェイで良い成績を残していないですし。今日の試合で急に悪いプレーをしたという訳ではなく、単純にそこまでの力がない、ということだと思います。

編集部 ピッチコンディションや先に失点を喫したことで、日本代表はいつも通りのプレーができなかったような印象があります。

西部 いや、ほぼいつも通りのプレーをしていたと思います。逆に言うと、いつも以上のプレーができなかったから、こういう結果も起こりうるのかなと。

編集部 やはり、本田と長友の不在は大きかったのでしょうか。

西部 本田と長友は絶対的なレギュラーの選手なので、彼らがいないことで戦力が落ちたのは間違いないですが、いないものはいないんですから、そんなことを言っても始まらないと思います。

編集部 ということは、今の代表チームができることをやって、その結果負けてしまったということですか?

西部 そうですね。とりたてて悪いプレーをしたとも思わないし、良いプレーをしたとも思いません。ペナルティキックも含めて、決定的な場面を決められなかったことが勝敗を決した大きな要因だと思います。チャンスの数自体は日本のほうが多かったわけですから。

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