“黒子”としてのトップ下。香川真司がユナイテッドで見せた成長の証とは?

30日のサンダーランド戦で勝利したユナイテッド。香川真司は代表戦があったにもかかわらず先発出場。チームが低調なパフォーマンスな中、黒子として周囲を活かすプレーで勝利に貢献した。

2013年03月31日(Sun)8時57分配信

text by 植田路生 photo Kazuhito Yamada
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省エネしながらも勝利。強さを見せたユナイテッド

 30日に行われたプレミアリーグ第31節、アウェイのサンダーランド戦に臨んだマンチェスター・ユナイテッド。代表戦明け、中1日でFA杯チェルシー戦が控える厳しい日程の中、前半にあげた1点を守りきり、勝ち点3を積み上げた。

 この日のユナイテッドのフォーメーションは4-4-1-1。1トップにはファン・ペルシー、トップ下には香川真司が入った。だが、ほとんどの選手が代表戦に招集され、また1日のチェルシー戦を考慮して、ルーニー、エブラ、ファーディナンドらは温存。

 いわゆる“省エネ”モードで戦ったユナイテッドだったが、首位に立つ強さは見せつけた。相手がキャタモール、フレッチャーを怪我で欠き、攻撃がぎこちないこともあったが、チャンスらしいチャンスは作らせなかった。

“黒子”としてのトップ下。香川真司がユナイテッドで見せた成長の証とは?
【写真:山田一仁】

 特にクサビが入ったときに見せる厳しいチェックは、ビッグマッチのそれと変わらない精度だった。リーグ戦をシティやチェルシーに大差をつけられているのは、こうした締めるべきところをきっちりと締めているからだろう。

 注目の香川真司は代表戦の後とあってベンチスタートかと思われたが、先発出場。79分までトップ下としてプレーした。得点、アシストこそなかったが、パフォーマンス自体は悪くなかった。

 サンダーランド戦で見せたのは、普段とは違う黒子としての香川だ。

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