ボランチで出場機会のない長谷部と細貝。日本代表への悪影響の可能性も

ドイツの地でプレーする長谷部と細貝。2人の日本代表は共にボランチの選手だが、本職のポジションで出場することはほとんどない。このままではザックジャパンへの悪影響も考えられる。彼らがボランチで出場するために必要なこととは?

2013年05月22日(Wed)8時26分配信

text by 植田路生 photo Ryota Harada , Kazhito Yamada / Kaz Photography
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日本代表の肝となるボランチだが…

 日本代表のボランチは遠藤保仁と長谷部誠がほぼ固定で、細貝萌がその2人に続くような序列になっている。ピッチのほぼ中央に位置し、言葉の意味通り試合の“舵取り”を担う重要なポジションだが、W杯へ向けてザックジャパンの不安要素の1つと言うこともできる。

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J2での戦いを強いられている遠藤【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 遠藤はチームの中心選手として活躍しているものの、昨季ガンバ大阪が降格したことにより、J2での戦いを強いられている。以前と比べればJ2のレベルは上がっているとはいえ、J1と比べれば落ちるのは事実。

 現在は特に目立ってパフォーマンスが落ちていることはないが、今後コンフェデ、W杯とレベルの高い相手と戦っていく上で、遠藤自身もレベルアップしなくてはチーム力も上がらない。J2という舞台でどこまで能力を伸ばせていけるか不安は残る。

 それ以上に問題なのは、長谷部と細貝ではないだろうか。彼ら2人は本職であるボランチでの出場機会はほとんどなかった。自分たちが望むポジションで出場できないことで、成長機会を妨げられたばかりか、代表とクラブで求められるものが違ってくれば、試合勘という問題も出てくる。

 彼らが来季もボランチで試合に出場することができなければ、代表強化が停滞し、W杯ベスト16の壁を破ることは難しくなってくるだろう。

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