【独占インタビュー】ブラジル代表MFパウリーニョ「日本戦は厳しい試合になる。去年ほどの点差はつかないだろう」

2013年06月13日(Thu)7時17分配信

text by 沢田啓明 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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「香川と本田は、予想通りの好選手だった」

――昨年、対戦したときの日本代表の印象は?

「スピードとテクニックを備えた選手が多く、イタリア人の監督が練り上げた戦術に極めて忠実にプレーしているという印象を受けた。特に、前半の立ち上がりはしっかりパスをつないで、危険な攻撃を繰り返していた」

――対戦前から知っていた選手は?

「香川と本田だ。2人とも、所属クラブの試合をTVで見たことがある。香川は俊敏な動きと決定力が、本田は左足からの巧みなパスと強烈なシュートが素晴らしいので、警戒していた」

――実際に試合をしてみて、印象に残った選手は?

「香川と本田は、予想通りの好選手だった。他には、状況判断が優れている遠藤、リーダーシップがある長谷部、高さと強さがある吉田、ポジショニングが良くてクレバーな今野、闘志満々で勇敢な川島だ」

――先制点となったミドルシュートは見事でした。あのときは、どのような判断をしたのですか?

「オスカールからパスが来たとき、左右からマーカーが寄ってきていた。ネイマールが左前へ、カカが右前へ走っていて、一瞬、どちらかにパスを出すことも考えたんだけど、シュートコースが見えたので、咄嗟の判断でボールをトラップしないで直接シュートを打つことにした。

 普通にインステップで蹴ったら左へ外れそうだったので、右足のアウトサイドにかけたんだ。それがいいところへ飛んでくれた。GK(川島)の位置? 視界の隅に見えていたよ。彼は、僕があの位置からシュートを打つことは予想していなかったかもしれない。

 試合では、とても短い時間にいろんなことを考えて、瞬時に判断を下さなければならない。ただ、それはクラブでもいつもやっていることなので、あのときも自然にできたんだと思う」

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