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ゴン中山はせがた三四郎を超えられるか? ローラでもできる新『サカつく』の魅力

text by 後藤勝 photo by Masaru Goto / editorial staff

今回の『サカつく』はローラでもできる?

ゴン中山とローラ
最新作の『サカつく』を持って魅力を語る【写真:後藤勝】

 苦境にあえぐコンサドーレ札幌で現役を引退した中山さんは「サッカーのいろんな奥深さを知ってほしい。『サカつく』がみなさんのもとにあることによって、クラブ経営の大変さ、いろんな問題を抱えながらもクラブは運営されているんだなと体感してもらうのもひとつ。そういう中からまたサッカーを好きになってもらいたい、愛してもらいたいと思います」と、現実のサッカー人としての視点から、実感を述べている。

 またその中山さんをCMでは秘書として支える設定のローラは「わたしもサッカーはすごく好きで、観るのも楽しいし、やるのも楽しいし。今回のゲームは女の子にあまりなじみないかもしれないけど、すっごい面白いから、いっぱいみんな、やってね↑」と、女の子目線で『サカつく』の魅力を端的に語ったが、実はここが超重要。

 凝りにこったサッカー業界シミュレーションの内容を、わかりやすく、簡単にプレーできるように洗練させているところが『サカつく』のストロングポイントなのだ。

 今回、レポーターを務めることになったアイドリング!!!の橘ゆりかは、現実でもFC東京の応援番組でレポーターを務めており、サッカークラブについての知見を深めている。それだけでなく、自身「ほんとゲーマー。超インドアなんです」と語るほどのゲーム好き。

 発表会が終わったあとの楽屋で「『サカつく』は2010(『サカつくDS ワールドチャレンジ2010』)をやっていました。今は大竹(洋平)選手をスタメンで使っています。ちょっと前の作品なので、(田邉)草民選手がまだ若い。リカルジーニョ選手、長友選手、今野選手もいます。平山選手の顔も似ていますね」と話しだすと止まらなくなった。

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