日本が戦力差を埋めるカギとなる“コンディション”。コンフェデの経験をW杯につなげられるか?

2013年07月01日(月)17時15分配信

text by 北健一郎 photo Kenzaburo Matsuoka
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戦力の差を埋めるのがコンディション

 どうしても戦術とかメンバー起用の話になりがちですけど、最も大事なのはワールドカップ期間中の1カ月間にいかにベストなコンディションで戦えるか。河治さんはフットボールチャンネルで書いていましたけど、コンディションはもっと語られてもいいと思う。

ザッケローニ監督
ザッケローニ監督【写真:松岡健三郎】

河治 イタリアとかメキシコも試合によって大分コンディションが違う印象でしたから。それこそ別のチームなんじゃないかと思うぐらい。単純に戦力とかタレントを見たときに、他のチームに比べて日本は少し落ちるのは事実。でも、その「少し落ちる」をどこで埋めるかといったらコンディションだと思います。

 逆に言えばコンディションが良くなければ日本が躍進できる可能性は低くなる。

河治 南アでは高地対策が一つのテーマになっていました。日本のキャンプ地となったジョージは標高の低い街だったんですが、第1戦を戦うのは標高の高いブルームフォンテーン。

 それで不安視されたところもあったけど、南アに入る前にまずスイスのザースフェーという町で標高に慣れておいて、大会中は合宿地のジョージからブルームフォンテーンにギリギリのタイミングで入って滞在時間を短くすることで、高地の影響が身体に出る前に試合をしてしまおうというプランだった。あそこはカメルーン戦で勝利したポイントだったと思います。

 ザックジャパンが今やろうとしている、高い位置からボールを奪いに行って全員が連動してボールを回していくサッカーを本大会でもやろうとするならコンディションは生命線ですよね。

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