欧州サッカーの舞台で“格差”広がる日韓両国。それでも「大差ない」と韓国メディアが強気の理由

欧州の舞台で数多くの日本人選手がプレーしている。それに比べると韓国人選手は数で大きく水を開けられ、ビッグクラブ所属の選手もいない。この格差は韓国メディアはどうとらえているのか。

2013年08月19日(Mon)11時30分配信

text by 呉承鎬 photo editorial staff
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ビッグクラブに所属していない韓国人選手

 ドイツ・ブンデスリーガの日本人選手の滑り出しが順調だ。マインツに移籍した岡崎慎司の開幕ゴール、ヘルタ・ベルリンに移籍した細貝萌のアシストをはじめ、内田篤人(シャルケ)や清武弘嗣(ニュルンベルク)らが先発出場した。プレミアリーグやセリエAの開幕を目前に、21人の欧州組(主要リーグ)のさらなる活躍が期待されている。

 それに比べて、ヨーロッパ圏における韓国人選手の影は薄い。韓国の欧州組は現在、キ・ソンヨン(スウォンジ・シティ)、キム・ボギョン(カーディフ)、イ・チョンヨン(ボルトン)、ソン・フンミン(レバークーゼン)、パク・チュホ(マインツ)など計11人。日本の半数にすぎない。しかも、パク・チソンがマンチェスターを去ったことで、ビッククラブに所属する選手は皆無という状況だ。

 欧州組の人数と中身に“格差”が生じている日韓両国だが、その数字をそのまま実力差と捉えても良いのだろうか。ヨーロッパ取材の経験が豊富で、韓国最大のポータブルサイトであるNAVERサッカー版・メインコラムニストのソ・ホジョン氏は、韓国の欧州組が少ない原因について、こう話す。

「ヨーロッパに進出できる韓国人選手は、実力的にはもっと多いと思います。それにもかかわらず欧州組が少ない理由は、まず、韓国に近い海外を一度経験して、将来的にヨーロッパに渡ると考えている選手が多いからと言えます。

 Jリーグや中国のスーパーリーグ、最近ではカタール、UAE、サウジアラビアのリーグなど。大宮アルディージャでプレーしたキム・ヨングンは、スーパーリーグの広州恒大にいますし、オリンピック代表だったナム・テヒも中東にいます。ヨーロッパ進出も可能な選手たちが、他のリーグでプレーしていると言えると思います」

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