「3-5-1-1」でカターニアと戦ったインテル。「4バック」と語る長友はフォーメーションを誤解していたのか?

セリエAの第2節、カターニア戦。3-0と勝利したインテルにおいて、1得点を奪い、チームに貢献した長友佑都。だが、1つの疑問がある。試合後、本人は「4バック」とポジションをとらえていたが、監督は「3-5-1-1」とこの日のフォーメーションを説明した。これはなぜなのか?

2013年09月03日(Tue)11時14分配信

text by 神尾光臣 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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点の取れるアウトサイドとして開花

 1日、セリエA第2節でインテルはカターニアと対戦し、長友は先発出場。56分に貴重な追加点をヘッドで奪い、2試合連続ゴールでチームの2連勝に貢献した。

長友佑都
『点の取れるアウトサイド』として開花しそうな雰囲気が漂ってきた長友佑都【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 守備的に入った前半から、後半にシフトを入れ替えて攻撃へ出ると、一気にゴール前に出た。49分に、グアリンの右クロスに反応して豪快にダイビングヘッド。これはGKに弾かれるが7分後に再トライ。

 ジョナタンからパラシオと繋いで右を崩したアクションに呼応し、外から絞ってファーにポジションを取る。その瞬間、パラシオから低めの速い右クロスが飛び、頭で右下隅へ合わせた。

 前節のプレーと合わせ、味方が右サイドで展開を作れば必ずファーに詰め、ポジションを取ってクロスを呼び込む。弾かれたダイビングヘッドもカターニアGKアンドゥハルの反応を褒めるべきだろう。

 本人の意識の変化と、戦術練習を通してオフ・ザ・ボールの動きが洗練されたことで、エリア内で多くボールを触れるようになっている。これはもはや、新しいプレースタイルの確立が始まっていると言って良い。

 前回のジェノア戦のレビューでは、ナポリのマッジョを例にアウトサイドを積極的に得点へ絡ませるマッツァーリ監督の戦術について言及したが、なんだか本当に長友がマッジョのように『点の取れるアウトサイド』として開花しそうな雰囲気が漂ってきた。

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