強行される“2ステージ制”への移行。Jリーグに足りないファンへの理解と説明責任

2015年からJリーグは2ステージ制に移行するという。大会方式の変更が噂になってからJサポーターからは猛烈な反発があったが、それでもやる方向に動くようだ。しかしながら多くの疑問点が浮かび上がる。

2013年09月12日(Thu)11時45分配信

text by 鈴木康浩 photo Asuka Kudo / Football Channel
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公式発表の前に漏れた「2ステージ」

 11日のJリーグ実行委員会で15年シーズンから大会方式が変更され、2ステージ制およびチャンピオンシップが導入される合意がなされた。17日の理事会で承認されれば正式決定する。詳細な大会方式やACLの出場権をどうするのか、などは今後検討を続けて決めるという。

 この時点でJリーグにお願いしたいのは今後もできる限りの数字や情報をオープンにし、しっかりと説明責任を果たしてほしいということだ。この二カ月間、Jリーグの競技・事業統括本部長の中西大介氏は様々なメディアでJリーグの現状を語ってきた。その姿勢を維持するべきだ。

 あるいはオフィシャルの発信を強化すべきだ。これらの要望については8月29日に行った『サッカー批評issue64』のインタビュー中で、直接、中西氏にぶつけているが、同席したJリーグ管理統括本部広報室室長の萩原和之氏が「オフィシャルサイト上での様々な発信は以前から必要だと感じている。色々と検討している」などと約束している。その言葉を信じたい。

 やはり、新聞報道のすっぱ抜きが先行し、しばらく経ってから重たい腰を上げてオフィシャルなアナウンスを始める、といった手順ではサポーターはやきもきさせられるばかりだ。

 今回11日に合意に至った変更案にしても、すでに前日の10日には新聞報道ですっぱ抜かれてしまっていた。中西氏は「様々な利害関係者が絡んでいる話なのでどこからか漏れてしまうのは仕方がないかもしれない」としているが、まったく印象がよろしくない。

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