マンチェスター・シティが、バルセロナGKビクトール・バルデスへの関心を強めているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

今季限りでバルセロナとの契約が満了するV・バルデス。すでに退団の意思を明確にしているスペイン代表GKには、以前からシティやアーセナル、モナコからの興味が伝えられている。

スペインメディアによれば、シティはここにきてV・バルデスの獲得を検討し始めている模様だ。それには、最近の試合でGKジョー・ハートが不調に陥っていることが背景にあるという。イングランド代表GKは、チャンピオンズリーグ（CL）のバイエルン・ミュンヘン戦やプレミアリーグのチェルシー戦で大きなミスを犯し、失点に直結する原因となり、不安定なプレーで批判を浴びている。

シティは、第２GKコステル・パンティリモンの契約が今季終了時に切れることもあり、今季終盤まで結論を先送りしたい考えも持っているようだ。だが、モナコなどもV・バルデス獲得に積極的に動いており、年俸１０００万ユーロを準備しているとも言われている。

V・バルデスは、現所属クラブとの契約期間が半年を切れば自由にほかクラブと交渉を行えるため、それまで決断を急がない姿勢だと伝えられている。また、獲得を望むクラブが来季のCL出場権を得られるかどうかも移籍のポイントになるとみられている。