レアル・マドリーGKイケル・カシージャスは、２０１３年FIFAバロンドールの投票で、クラブのチームメートであるFWクリスティアーノ・ロナウドに１位票を投じたことを明らかにした。

FIFAバロンドールはFIFA加盟協会の代表監督およびキャプテンの投票により年間最優秀選手を決定する。カシージャスはスペイン代表キャプテンとして投票を行った。

投票期限の延長が決定された影響でC・ロナウドが受賞に向けて有利になったのではないかとの見方もあるが、カシージャスは期限延長が決定される前に、スペイン代表の遠征で訪れていた赤道ギニアで投票を行ったと話している。スペイン複数メディアが同選手のコメントを伝えた。

「期限が延長される前に、（赤道）ギニアで投票を済ませたよ。１位に投票したのはクリスティアーノだ。それ以外もそのうち明らかになるんじゃないかな」

「クリスティアーノは素晴らしい１年を過ごしてきた。受賞にふさわしいよ。彼が受賞しなければ驚きだと思う。投票のためにはプレーの調子を評価する人もいれば、タイトルを重視する人もいるだろう。でも８０試合で９０ゴール以上を決めたというのはとんでもないことだ」

現在はマドリーでリーグ戦でのレギュラーポジションを失っているカシージャスだが、ディエゴ・ロペスとの争いを続けていくことを誓っている。

「マドリーでレギュラーになれるよう戦っている。諦めることはないよ。一つひとつの試合で出場できるよう争わなければならない。後は監督が決めることだ。僕は練習をして、戦っていくしかない」