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レジェス:「名前をコールされ鳥肌が立った」

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セビージャダービーで活躍
セビージャダービーで活躍【写真:goal.com】

25日のリーガエスパニョーラ第14節、セビージャは本拠地サンチェス・ピスファンでのベティスとのダービーを4-0で制した。先制点をアシストするなど活躍を披露したFWホセ・アントニオ・レジェスは、ファンからその名をコールされたことに満足感を表している。

2分に芸術的なスルーパスでFWカルロス・バッカの得点をお膳立てし、その後も積極的なプレーを見せたレジェス。途中交代でピッチから去る際、観衆は「レージェス! レージェス!」とこの天才FWの名を何度も叫んでいた。セビージャのカンテラーノは、その場面を次のように振り返っている。

「選手であることを幸せに感じられるね。皆から名前をコールをされたときには、鳥肌が立った。忘れられないことだね」

「先制点のアシスト? ルーズボールが僕の真上に落ちてきた。バッカが相手の最終ライン付近に一人でいたから、落下してきたボールをそのまま彼に渡そうと試みたんだ。うまくいったが、何より重要なのはチャンスを決め切ることだ。完璧だったね」

最近ベンチを温める機会が多いレジェスにとって、この試合の先発はサプライズだった。

「先発だと知ったとき、確信とともにすべてを出し尽くす覚悟が生まれた。このチームは勝利を必要としていたし、セビジスタはこのような喜びを得るに値するからね。負傷によって3カ月の戦線離脱を強いられてから、ベンチを温める機会が多くなった。でも、すべてはこのダービーで一変したんだ」

「今日は喜び、幸せ、冗談を交わす日だ。だけど、僕たちは前に進み続ける必要がある。ベティスに勝利するだけで終わりじゃないんだ」

Goal.com

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