スウォンジー・シティは、２８日に行われるヨーロッパリーグ（EL）・グループステージ第５節でバレンシアと対戦する。ミカエル・ラウドルップ監督は、ホームでの一戦もバレンシア戦は厳しいものになると予想している。

EL４試合を戦い、勝ち点８で２位につけるスウォンジーは、首位バレンシアとの試合で勝利すれば決勝トーナメント進出が決まる。

試合を控えたラウドルップ監督のコメントを、イギリス『ガーディアン』は、以下のように伝えた。

「敵地でのバレンシア戦勝利（３－０）は素晴らしかった。彼らは過去１２年間でチャンピオンズリーグの決勝に２度進んだチームだからね。だけど、彼らは８０分間を１０人で戦ったんだ。そのことを忘れてはいけない。今回も同じような試合ができれば最高だけど、そんなに簡単にはいかないよ」

「ここ最近のバレンシアの試合は、明日の試合のために多く見てきた。（２４日の）エルチェ戦も見たよ。彼らの前半は素晴らしかったが、負けてしまったね。こういったようなことは、サッカーではよく起こるんだよ」

太ももの負傷で離脱していたMFパブロ・エルナンデスは、今週からチーム練習に復帰しており、古巣バレンシア戦での復帰に意欲を見せている。しかし、指揮官は慎重な姿勢を崩していない。

「バレンシア戦で復帰する可能性はある。だけど、パブロはバレンシア戦でのプレーを望んでいるわけではないと思う。ただ、試合でプレーしたいだけなんだよ。彼は数週間離脱し一度は戻ってきたけど、すぐに負傷し再離脱してしまったんだからね」