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ガルシア:「2位の方が落ち着いて戦える」

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首位陥落を問題視しないローマ
首位陥落を問題視しないローマ【写真:goal.com】

ローマのルディ・ガルシア監督は、セリエAで首位から陥落したことを問題視せず、むしろより落ち着いた状況でプレーすることができるとポジティブに捉えている。

セリエA新記録となる開幕10連勝で首位を快走していたローマだが、その後3試合連続のドロー。前節カリアリ戦に引き分けたことで、ユヴェントスに首位の座を奪われた。

だがガルシア監督に、現状を悲観する様子はない。日曜日に行われるアウェーでのアタランタ戦に向けて指揮官が述べた言葉を、イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「首位を失ったが、それが我々の目標だというわけではない。首位にふさわしい戦いはしていたが、我々が狙っているのは欧州の舞台へ復帰することだ」

「チーム周辺の環境のためにも、2位の方が良いのではないだろうか。野心を失ったという意味ではないが、より落ち着くことができている。スクデットという言葉は聞かされずに済む」

ここ3試合勝てていないが、チームの戦いぶりは批判に値するようなものではないとガルシア監督は主張した。

「我々は10試合に勝って、3試合に引き分けた。まだ一度も負けてはいないし、失点はヨーロッパの中で最も少ない。もちろんさらなる改善は可能だが、私は落ち着いているし、選手たちを全面的に信頼している。まだどん欲さは失っていないし、選手たちも私もモチベーションは高い」

Goal.com

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