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マラガと分けたビジャレアル、マルセリーノは不満

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ラストプレーでの失点を悔やむ
ラストプレーでの失点を悔やむ【写真:goal.com】

29日のリーガエスパニョーラ第15節、ビジャレアルは本拠地エル・マドリガルでのマラガ戦を1-1のドローで終えた。

32分にMFブルーノ・ドソリアーノが、キャリア最高記録に並ぶシーズン3点目を記録し、スコアを先に動かしたビジャレアル。だが幾度も決定機を逸した後に迎えた93分、CKからウェリントンにヘディングシュートを決められ、土壇場で同点に追いつかれている。

マルセリーノ・ガルシア・トラル監督は試合後、勝ち点1獲得にとどまったことへの不満を漏らした。スペイン『EFE通信』がコメントを伝えている。

「結果はこの通りだ。あまり苦労を強いられなかったこと、決着を決める追加点を得られた可能性を話すことだってできる。だが、ラストプレーで失点してしまった。マラガがCKを得るには値しないと考えたまま、同点弾を許したんだ。ライバルが得た決定機は1度きりだ。悲しむべきことだよ」

「我々はマラガのCKではないと訴え、集中を欠いた。勝ち点3を手中に収めている状況で、気分を害する失点となった」

次節にバルセロナと対戦するビジャレアルだが、累積5枚目のイエローカードを受けたブルーノを欠くことになる。

「ブルーノのような重要な選手を戦力に加えられないことは、チームにとってかなりの不都合だ。彼はリーガだけでなく、昨季の出場停止処分が残ったコパ・デル・レイにも出場できない」

ビジャレアルは勝ち点28で、チャンピオンズリーグ出場圏の4位に位置。31日にバルセロナと対戦する5位アスレチック・ビルバオに、順位を抜かれる可能性がある。

Goal.com

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