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ユーヴェ、子供たちの野次で罰金科される

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ウディネーゼ戦でブルキッチを罵倒
ウディネーゼ戦でブルキッチを罵倒【写真:goal.com】

3日、ユヴェントスに5000ユーロの罰金が科された。1日のウディネーゼ戦で、ゴール裏スタンドにいた子供たちが、ウディネーゼGKゼリコ・ブルキッチを罵倒したからだ。

地域差別チャントによる処分として、ウディネーゼ戦でゴールスタンドの閉鎖を命じられていたユヴェントスは、1万3000人の子供たちにスタンドを開放。クラブの行動には各方面から賛辞が送られた。

だが残念なのは、子どもたちが試合中、ブルキッチがゴールキックを蹴る際に野次を飛ばしていたことだ。イタリアメディアは「クソったれ」という罵倒の言葉が浴びせられたとして嘆いていた。

これを受け、規律委員会はクラブに罰金を科すと決定。ユヴェントスは公式ウェブサイトで、「困惑」しているとしつつ、処分を受け入れることを発表した。なお、次のホームゲームとなるサッスオーロ戦でも、ゴール裏スタンド閉鎖の処分が続くため、子供たちへのスタンド開放も続けるという。

ウディネーゼ戦で1-0と勝利したユヴェントスは、6連勝で勝ち点を37とし、2位ローマとの差を3ポイントに広げている。

Goal.com

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