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ミラン、バロテッリ2発も連勝ならず

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リヴォルノとアウェーで2-2
リヴォルノとアウェーで2-2【写真:goal.com】

7日に行われたセリエA第15節、リヴォルノ対ミランの一戦は、2-2のドローに終わった。

公式戦2連勝と復調の兆しを見せるミランは、ゴールマウスに再び若手ガブリエウを起用。守備ラインには出場停止明けのサパタ、目の負傷から復帰したメクセスが入った。デ・シリオはベンチスタートとなり、右サイドバックはこの日もポーリが務める。

1トップのバロテッリをカカーとビルサが支えるクリスマスツリー型を続けたミランは、7分と早い時間帯に先制。ペナルティーエリア左でDFをかわしたカカーが、グラウンダーのクロスを入れると、GKバルディの前を過ぎたボールをバロテッリが押し込み、公式戦3試合連続ゴールとした。

だが、ここ3試合無得点だったリヴォルノも反撃。22分にエメルソンの鋭い直接FKがガブリエウを襲うと、その4分後に試合を振り出しに戻す。ペナルティーエリア外、やや右でパスを受けたシリガルディが、中央に切り込みながら左足のシュートをゴール隅に流し込んだ。

追いつかれたミランは、38分にビルサがフィジカルの問題で交代。前節復帰したエル・シャーラウィを投入する。だが、追加点のチャンスをなかなかつくれず、逆にリヴォルノに押し込まれる展開で前半を終えた。

後半に入ってもリヴォルノペースだったが、ミランは54分にチャンス。後方からのパスを浮かせてDFを抜いたバロテッリが、そのままシュートに持ち込むが、バルディに阻まれた。これで得たCKからも、エル・シャーラウィが決定的なシュートを放ったが、今度はDFにブロックされる。

すると58分、リヴォルノが逆転に成功する。シリガルディが柔らかいパスを出すと、サパタの裏を取ったパウリーニョが完全に抜け出してペナルティーエリア内へ。そのまま右足シュートでニアサイドを射抜いた。

追う立場になったアッレグリ監督は、すぐさまノチェリーノに代えてニアンを投入するが、チャンスをつくれず、逆にカウンターで脅かされる。それでも、72分には、カカーがハーフウェーラインから鋭いスルーパスをニアンにとおすが、シュートミスで好機を逸した。

だが、ミランにとって嫌な雰囲気が漂っていた83分、バロテッリが再び試合を振り出しに戻す。自ら倒れて得た直接FKから、強烈なシュートを見舞って同点とした。バロテッリは89分にも強烈な右足シュートを放ったが、今度はクロスバーに嫌われる。

結局、試合は2-2のままタイムアップ。ミランはリーグ戦2連勝を飾れなかった。一方のリヴォルノは連敗を3で食い止めている。

Goal.com

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