２２日のリーガエスパニョーラ第１７節、レアル・マドリーは敵地メスタージャでのバレンシア戦を３－２で制した。この試合の決勝弾を記録したFWヘセ・ロドリゲスは、勝利に貢献したことへの満足感を表している。

スペイン『マルカ』がマドリーのカンテラーノのコメントを伝えている。

「今日の自分は夢の中にいる。満足しているし、出場機会を与えてくれる監督に感謝をしたい。現在の僕たちは一枚岩であり、素晴らしいことを実現している。もちろん、いつだって改善の余地はあるけどね」

「もしゴールを決めていなければ、リーガはさらに困難な状況となっていた。重要なゴール、そして勝利となったね。ゴールを記録する感覚は信じられないものだ。本当に満足しているよ」

冬の市場でのレンタル移籍も噂されるヘセだが、マドリーでプレーし続ける考えを口にした。

「それぞれが、チームでの役割を受け入れなくてはならない。僕も少しずつだが、自分の居場所を見つけ始めている」

「ここに残って、出場機会を勝ち取りたい。もっとこのチームに貢献したいんだ。マドリーにはワールドクラスの選手たち揃っているし、それを尊重しながら居場所を確保していかなければならない。現在は良いプレーを見せられているし、監督も意識してくれていると思う」

ヘセはゴールを決めた際に、アシスタントコーチを務めるジネディーヌ・ジダン氏の下に駆け寄っている。

「ゴールを決めたときにはジダンを探した。彼の支えは、僕にとって本当に大きなものだ。もちろん、監督の愛情も感じられるよ」

首位バルセロナ＆２位アトレティコ・マドリーに勝ち点５差をつけられる３位マドリーだが、ヘセは２０１４年から巻き返しを図る意欲を示した。

「アトレティとバルサは素晴らしい調子にある。難しい状況だが、僕たちはレアル・マドリーなんだ。逆転のために命を懸けなければならない。僕たちはすべてを尽くして戦っていく」