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将来的なイタリア代表監督の座を目指すカンナヴァーロ氏

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「夢を持つのは正しいこと」
「夢を持つのは正しいこと」【写真:goal.com】

元イタリア代表のファビオ・カンナヴァーロ氏が、将来的なイタリア代表監督就任に意欲を見せている。当面は難しくても、将来的に可能と見ているようだ。

2006年のワールドカップ(W杯)でキャプテンとしてイタリア代表をけん引し、チームを優勝へと導いたカンナヴァーロ氏。いつかは指揮官として、同じように世界王者のタイトルを目指したいと考えているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が同氏のコメントを伝えている。

「夢はイタリア代表を率いることだ。夢を持つのは正しいことさ。監督をするなら、最大限を求めるのは普通のことだよね。私にとって代表はそれなんだ。素晴らしい歴史があるからだよ。イタリアより多くのW杯を制したのは、ブラジルだけだ。今とは言わないよ。多くの優れた指揮官が務められるはずだからね。でも、将来的にはできる」

「ブラジルW杯? 今のイタリアはこの4年間で素晴らしい成長を遂げてきた。もちろん、W杯は難しいだろうけど、イタリアにはうまくやれるだけの力がある。困難に直面したときに、どういう反応を見せられるかを見てみよう」

また、2006年にバロンドールを受賞したカンナヴァーロ氏は、今回のFIFAバロンドールについて、バイエルン・ミュンヘンMFフランク・リベリがふさわしいとしつつ、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドが受賞するとの見解を示している。

一方で、弟のパオロ・カンナヴァーロがナポリで出場機会を失っていることについては、「僕が思っていることは言わない方がいいだろう」とコメントを拒んだ。

Goal.com

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