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ミラン、ブライダSDの退任を発表 28年間の貢献に幕

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長年の成功を担った名物ディレクターと別れ
長年の成功を担った名物ディレクターと別れ【写真:goal.com】

ミランは31日、アリエド・ブライダSD(スポーツディレクター)の退任をクラブ公式サイトで発表した。

28年間にわたってミランのフロントで重要な役割を占めてきたブライダSDは、バルバラ・ベルススコーニCEOの入閣に至るクラブ上層部の混乱の中で退任が報じられるも、先月はじめには一旦辞任を否定していた。

だが最終的には、今季終了までとなっていた契約満了の予定を早め、12月末をもって退任することとなった。クラブは同氏の業績を振り返り感謝の言葉を贈っている。

「マルコ・ファン・バステンやアンドリー・シェフチェンコを最初に直接視察したのも彼だった。彼の助言もあり、彼らはまもなく赤と黒のユニフォームを着ることになった。カカーやチアゴ・シウバの獲得などの難しい交渉にも大きな役割を果たしてきた」

「単なるディレクターにはとどまらず、チームにとってどんなときにも頼りになる力強い存在だった。アリエドの成功に満ちた28年間に、あらためて感謝を」

Goal.com

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