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シティが2014年初戦を制す

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スウォンジーに敵地で3ー2
スウォンジーに敵地で3ー2【写真:goal.com】

1日に行われたプレミアリーグ第20節、スウォンジー対マンチェスター・シティの一戦は、3ー2でアウェーのシティが勝利した。

2014年最初のプレミアリーグ。公式戦6連勝中のシティは、もちろん敵地でも勝ち点3が欲しいところ。

スウォンジーは先月4日のニューカッスル戦を最後に白星から遠ざかっている厳しい状況で、この日も開始10分でパブロ・エルナンデスが負傷交代というトラブルに見舞われる難しい立ち上がりになった。

先手を取ったのはシティ。14分、右CKがゴール前の混戦からこぼれたところにフリーのフェルナンジーニョが走り込み、グラウンダーのシュートを突き刺した。

しかし、スウォンジーも少しずつチャンスを増やしていった。24分には、デ・グズマンが抜け出して決定機を迎えるが、GKハートに止められる。前半終盤はポゼッションをさらに高めることに成功し、44分にはボニーの強烈なミドルシュートがわずかに枠を外れた。

このまま前半終了かと思われたアディショナルタイム、スウォンジーは右サイドの低い位置からデ・グズマンがクロスを入れると、ボニーが飛び出して滞空時間の長いヘッド。これがゴール右に決まって、1ー1で折り返した。ボニーの位置がわずかにオフサイドだったという疑惑が残るものの、スウォンジーは最高の形で後半に入る。

それでも、後半になってシティが突き放した。

58分、GKが弾いたこぼれ球を奪い返したシティは、ヤヤ・トゥーレがペナルティーエリア右からシュート。DFをかすめたボールがシティの勝ち越し点になる。

66分にはコラロフが独走。自陣左でボールを奪ったコラロフは、そのまま自分で持ち上がると、Y・トゥーレの動きによって生まれた中央のスペースに運び、右足でねじ込んだ。

シティは72分、ポジションを取り戻したハートが冷や汗。相手CKに反応して前に出たが、ボールは伸ばした両手の上を越えてしまう。しかし、スウォンジーのウィリアムズが押し込み切れず、事なきを得た。

その後は相手にほとんど大きなチャンスを与えなかったシティだが、後半アディショナルタイムに失点を許す。ボニーの強烈な右足のミドルシュートがゴールを襲い、1点差にされた。

それでも結果には影響なく、3ー2でシティが勝ち点3を獲得。2014年白星発進を飾った。

Goal.com

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