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デ・ロッシ:「ユナイテッドに移籍していたら自殺していた」

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今季の好調ぶりに満足
今季の好調ぶりに満足【写真:goal.com】

ローマMFダニエレ・デ・ロッシは、夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍しなかったことが正しい選択だったと考えている。移籍していれば、自殺していたと語った。

昨季のコッパ・イタリア決勝でライバルのラツィオに敗れ、落胆に包まれたローマ。デ・ロッシは夏にユナイテッドをはじめとするビッグクラブへの移籍を噂されたが、最終的にローマに残ることを決断した。デ・ロッシは後に、初めて本気で移籍を考えたことを明かしている。

しかし、ルディ・ガルシア監督が就任した今季、ローマは開幕から10連勝を飾るなど絶好調。首位ユヴェントスに勝ち点5差の2位につけている。デ・ロッシは移籍しなくて良かったと感じているようだ。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が、同選手のコメントを伝えている。

「マンチェスターに行かなくて良かったよ。そうじゃなければ、今、僕は自殺していたんじゃないかな。もしもローマから移籍していたら、ローマの試合を一つも見ることができていなかっただろう」

コッパ・イタリア決勝でラツィオに敗れたときに、「居心地が良くなかった。チームメートたちやサポーターとの関係をもう自覚できなかった」と話したデ・ロッシ。今季が始まるまでは、精神的にも決して良い状況になかったことを認めている。

だが、今季のセリエA前半戦でラツィオにリベンジし、その4日後のサンプドリア戦でも勝利した際、ワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)から「本当に我々は強いのか、疑問が湧いてきているよ」と言われると、デ・ロッシは「僕はまったく疑っていない」と答えたそうだ。

Goal.com

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