５日に行われたリーガエスパニョーラ第１８節、バルセロナ対エルチェの一戦は、ホームのバルセロナが４－０で勝利している。

バルセロナは、V・バルデスが先発に復帰。一方で、ネイマールやマスチェラーノがベンチスタートとなった。

負傷明けのメッシも招集外となったことから、またもメッシとネイマール不在で試合に臨んだバルセロナだったが、前線の選手たちが答えを出す。７分、J・アルバのアーリークロスにアレクシスが合わせ、幸先良く先制点を奪った。

開始早々に先制したバルセロナだが、１３分にエルチェの反撃を受ける。バイタルエリアへの侵入を許すと、最後はボアキエのシュートがニアポストに直撃。冷や汗をかかされる。

バルセロナは再び攻撃に転じる。１６分、ペドロが素晴らしい飛び出しを見せ、オフサイドぎりぎりで抜け出そうとすると、それをセスクが見逃さずにスルーパス。ペドロはGKトーニョを難なくかわし、チームに２点目をもたらした。

前半を２点リードで折り返したバルセロナは４８分、ペナルティーエリア内でセスクが倒され、PKを獲得。しかし、キッカーを務めたシャビがこれを外してしまう。

それでもバルセロナは気落ちすることなく攻め続けた。すると６３分、速い攻めから中央をこじ開け、イニエスタ、ペドロとつないで最後はアレクシスがゴールを奪った。今季、第８節のバジャドリー戦以来の１試合２得点を挙げたアレクシスだったが、この日はさらにゴールを狙った。

６９分、バイタルエリアでバルセロナにFK。キッカーを志願したアレクシスは、ゆっくりとした助走から鮮やかな弧を描くシュートを沈め、バルセロナ移籍後自身初となるリーガでのハットトリックを達成した。バルセロナは、アレクシスの活躍で２０１４年最初の試合を勝利で飾っている。

同日に行われたそのほかの試合、セビージャ対ヘタフェの一戦は、ホームのセビージャが３－０で勝利を収めた。セビージャはセットプレーからビトロのゴールで先制すると、バカとラキティッチが加点してヘタフェに快勝している。また、この試合でマリンが約３カ月ぶりの実戦復帰を果たしている。