５日のリーガエスパニョーラ第１８節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのエルチェ戦を４－０で制した。ヘラルド・マルティーノ監督は試合後、ハットトリックを達成したFWアレクシス・サンチェス、１得点を記録したFWペドロ・ロドリゲスの活躍に喜びを表している。

スペイン『EFE通信』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「アレクシス、ペドロのような選手たちが報いを得たことを幸せに思っている。彼らは懸命に仕事に打ち込む努力の選手たちだ」

「今日の試合では良い感覚を手にした。チームは良い調子にある。しかしながら、我々の最高の時期はこれから訪れるはずだ」

一方、FWリオネル・メッシが１１日のリーガ第１９節アトレティコ・マドリー戦に出場する可能性については、次のように語っている。

「メンタル的には、アトレティコ戦で出場できる状態にある。だが完全に回復していない選手を起用することはない。彼自身が完璧な状態にはないと考えているならば、ピッチに立たせることはないよ。それは選手本人、チームに被害を与えることだ。落ち着きを保たなければならない」

同胞ディエゴ・シメオネ監督が、２強との格差を強調していることにも触れた。

「我々は勢いに乗る最高のチームと対戦する。彼らはチャンピオンズリーグを勝ち取れるチームだ。“チョロ（シメオネ監督の愛称）”が何を言おうとね」

メッシの復帰がアレクシスやペドロの出場機会に影響を及ぼす可能性を問われると、こう返答している。

「メッシは世界最高の選手であり、その復帰が他選手にとってマイナスに働くことはない。むしろその逆で、我々はさらに優れたチームとなる」