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ガルシア:「まだセリエは終わっていない」

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ユーヴェに敗れて勝ち点8差も…
ユーヴェに敗れて勝ち点8差も…【写真:goal.com】

ローマは5日、セリエA第18節でユヴェントスと対戦し、敵地で0-3と敗れた。王者との勝ち点差が8に広がったが、ルディ・ガルシア監督はまだリーグ戦の終わりではないと話している。

前半に先制を許したローマは、後半の早い時間帯にリードを広げられると、終盤はMFダニエレ・デ・ロッシとDFレアンドロ・カスタンの退場で9人に。最後はPKでダメ押しされ、天王山で手痛い黒星を喫した。

だが、ガルシア監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように述べている。

「我々はかなりのポゼッションだったが、前線で効果的ではなかった。私はこの効果的かどうかの問題だったと思う。我々はたくさんのチャンスをつくったわけではないが、(ジャンルイジ・)ブッフォンが前半に良かったし、ユーヴェも多くのチャンスをつくったわけではなかった」

「我々はこれから、こういう試合で勝てるように強くならなければいけない。だが、リーグ戦はまだ終わっていないよ。これで終わりじゃない。まだあと勝ち点60に値する試合数が残っているんだ」

2014年の初戦となった大一番での厳しい敗北だけに、ローマは落胆しているだろう。だが、ガルシア監督は精神面の心配はないと話している。

「この黒星が尾を引く? いや、木曜にはコッパ・イタリアの試合があり、それに集中しなければいけない。それが終われば、またリーグ戦だ。ホームでの試合がある。我々はできるだけすぐに勝利を取り戻さなければならない。目標は欧州の舞台に戻ることだ。そして我々は2位にいる。だから、正しい場所にいるということだ」

Goal.com

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