セビージャにレンタル移籍中のMFマルコ・マリンは、リーガエスパニョーラでのプレーに好感触を抱いている様子だ。

マリンは昨年夏、チェルシーからセビージャにレンタル移籍した。今季序盤からウナイ・エメリ監督の信頼を勝ち得てリーガ７試合に出場していたが、１０月に負傷して以来長期離脱を余儀なくされた。

５日に行われたリーガ第１８節のヘタフェ戦で実戦に復帰したマリンは、ドイツ『ビルト』で次のように話している。

「僕はここで快適に過ごしている。クラブ、チーム、ファン…。すべてに順応できているよ。僕はセビージャの人々がすごく好きなんだ。彼らは僕を（リオネル・）メッシと比較する。僕がもう一度トップフォームに戻ったら、またそういった比較もされることになるかもしれないね」

今季終了時にはチェルシーに復帰することとなっているマリンだが、レンタル延長や完全移籍も視野に入れているようだ。

「（チェルシーとの契約は）２０１７年まで残している。でも、僕はセビージャで心地良い。セビージャは僕の残留を望んでいる。最終的に決断するのはチェルシーだね。このことについては、予想することはできないだろう」

「セビージャに経済的な問題はない。夏に多くの選手を売却したし、クラブは資金を調達できていると思う。僕を買い取ることも可能なんじゃないかな」