フットボールチャンネル

タソッティ、監督解任に「責任は全員にある」

text by

指揮官交代に言及
指揮官交代に言及【写真:goal.com】

ミランのマウロ・タソッティ暫定監督が14日、コッパ・イタリア5回戦スペツィア戦を前に会見に臨み、マッシミリアーノ・アッレグリ前監督の解任について語った。

成績不振でアッレグリ監督を解任したミラン。スペツィア戦ではタソッティ氏が指揮を執るが、14日に現役引退を表明したクラレンス・セードルフ氏が新監督になることが明らかになっている。

タソッティ暫定監督は会見で、指揮官交代について次のように語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「代償を払うのは監督だが、責任は全員にある。我々スタッフにまず責任があるね。だが、もう遅い。クラブは可能な限り、チームをそばで支えた。避けられない選択だったと思う」

「アッレグリ監督が片づけているのを見て、昨日はつらかったし、悲しかった。我々にとって響いたのは結果だ。チームは理解しなければいけない。11人で戦うものであり、個人ではなくチームのために戦うのだということをね。今は特殊な時期だ。たとえ1試合でも、指揮を執ることを受け入れるのは当然であり、正しいことだよ。私は34年前からここにいるんだ」

タソッティ氏は自身の今後について、またセードルフ氏についてこのように言及している。

「私とミランの契約は6月までだ。それまで残る。6月になったら、クラブと話そう。だが、最も大事なのは明日の試合だ。(セードルフには)能力やパーソナリティーがある。彼は昨日まで現役だったんだ。アドバイスはない。彼と話して、彼の言うことを聞くよ。私はこの環境をよく知っている。選手たちのコンディションを知りたければ、私が彼に伝えるよ」

Goal.com

KANZENからのお知らせ

scroll top