イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督は、ミランのクラレンス・セードルフ新監督が成功できると考えているようだ。

成績不振からマッシミリアーノ・アッレグリ前監督を解任したミランは１６日、元選手のセードルフ監督が新指揮官に就任したことを正式に発表した。だが、指導者としての経験がない同監督の就任には、懐疑的な声も上がっている。

だが、プランデッリ監督はセードルフ監督について、このように語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「プロフェッソーレ（教授の意、セードルフの愛称の一つ）は決して間違わないものだ。彼には素晴らしいパーソナリティーがあり、サッカーをよく知っている。彼に会うといつも、試合に関して正しい意見を聞いたものだよ。私は、彼がうまくやると確信している」

また、プランデッリ監督は負傷離脱したフィオレンティーナFWジュゼッペ・ロッシのワールドカップ（W杯）出場について、次のように述べている。

「彼は落ち着かなければいけない。私の彼に関する考えや、最後まで彼を待つということを、彼は知っているはずだ」

なお、先日のミラン戦で４ゴールを挙げ、G・ロッシの負傷もあって、W杯出場の可能性も騒がれているサッスオーロFWドメニコ・ベラルディについては、このようにコメントしている。

「今の彼はそのクオリティーを見せているね。だが、彼を成長させようじゃないか。あまり責任を負わせてはいけない」