１９日のリーガエスパニョーラ第２０節、バルセロナは敵地シウター・デ・バレンシアでのレバンテ戦に臨む。前日会見に出席したヘラルド・マルティーノ監督は、勝ち点１００を獲得したとしても、リーガ優勝が確実ではないとの見解を示している。

スペイン『ムンド・デポルティボ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「リーガは勝ち点１００を獲得しても、優勝が保証されないコンペティションなんだ。３チーム（バルセロナ、アトレティコ・マドリー、レアル・マドリー）に優勝のチャンスがある。我々は最後までタイトルを争い続けるだろう」

レバンテについては、次のような見解を示している。

「彼らは堅固で、闘争心にあふれたチームだ。カウンターの切れ味は鋭く、守備も素晴らしい。我々がボールを保持し、引いて守る彼らを相手にスペースを探すことになるだろう。とにかく、このチームのプレースタイルを示すよ」

またDFカルレス・プジョール、MFアンドレス・イニエスタを招集外とした理由を説明した。

「決勝のような試合であれば、アンドレスも招集しただろう。ただ今回は、彼のコンディションを完璧にすることが適切と感じた」

「プジョールについて、我々はリスクを冒すことを望んでいない。彼は素晴らしい貢献ができる選手だが、３～４日の感覚でプレーをする必要はない。プジョールと話をしたわけではないが、我々は理解し合っている」

復帰直後から得点を量産するFWリオネル・メッシについても触れている。

「メッシが良い感触を手にしているのは、当たり前のことだろう。負傷から回復し、ちゃんと仕事に励めているのだからね。現在の彼は、最高の姿に戻れるコンディションにあるよ」