ナポリは１９日、セリエA第２０節でボローニャと対戦し、敵地で２－２と引き分けた。MFマレク・ハムシクは、今季のタイトル獲得は難しくなったと考えているようだ。

ナポリは１点ビハインドで迎えた６３分にFWゴンサロ・イグアインのPKで同点に追いつくと、８０分にはFWカジェホンがゴールを挙げて逆転に成功する。しかし、終了間際にセットプレーからゴールを許し、土壇場で勝ち点２を失った。敗れたナポリは首位ユヴェントスとの勝ち点差が１２に広がり、スクデット獲得に向けて厳しい状況に立たされている。

ハムシクのコメントを、イタリア複数のメディアは、以下のように伝えている。

「首位との勝ち点差が大きく広がってしまった。この勝ち点差は大きすぎるよ。これからは２位のローマを見るべきだと思う。２位に入れれば、来季のチャンピオンズリーグに本線から出場することができるからね」

１１月２４日のパルマ戦を最後に、戦列を離脱していたハムシクは、後半途中出場を果たし、約２カ月ぶりにピッチに立った。

「良い感触だよ。２カ月も離脱していたので、ピークのコンディションに持っていくには時間がかかる。だけど、正しい方向には進んでいるよ」