ユヴェントス移籍が破談に終わったインテルMFフレディ・グアリンは、２２日の練習を欠席した。２３日のトレーニングにも参加しないと見られている。イタリアメディアによると、ナポリが同選手に関心を寄せているようだ。

ユーヴェFWミルコ・ヴチニッチとのトレードが成立しかけたグアリンだが、ユヴェントスへの移籍に反対するサポーターの抗議もあって、インテルが交渉を打ち切り。ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタGMは２２日の会見で、契約期間やサラリーについても合意していたと明かしたが、イタリア王者への加入は破談となってしまった。

交渉中に雲行きが怪しくなった段階から、マッシモ・モラッティ名誉会長に成立させるように直談判するなど、イタリアメディアはグアリンがユヴェントス移籍を強く望んでいたと報じている。同選手は移籍が実現しなければ練習に参加しないとの強硬姿勢も見せていたようだ。

そのグアリンは２２日のトレーニングに参加していない。イタリアメディアによると、クラブが許可したことで、２３日も練習には加わらないようだ。

移籍を望んだグアリンの去就には注目が集まっており、現地メディアはナポリが興味を示していると報じている。ナポリはこの冬、エラス・ヴェローナからMFジョルジーニョを獲得したが、さらなる中盤強化を望んでいると言われ、ルビン・カザンMFヤン・エムビラやトッテナムMFエティエンヌ・カプーへの関心が噂されている。