マンチェスター・ユナイテッド前監督のサー・アレックス・ファーガソン氏が、UEFAのコーチングアンバサダーに就任することになった。クラブやUEFAが公式ウェブサイトで明らかにしている。

昨季で監督業を引退したファーガソン氏は、ユナイテッドでの仕事を続けながら、その経験を生かすことになった。後進の指導や、トップクラブの監督たちにアドバイスをしていくこととなる。ファーガソン氏のコメントを、UEFAの公式ウェブサイトが伝えた。

「この役割を引き受けることは、名誉であり、特権だ。自分の経験で若いコーチたちを助け続けたい。特に今はより難しくなっている世界だ。私は挑戦を楽しみにしている。UEFAに大きく貢献できるのが待ち遠しい。この機会を与えてくれたミシェル・プラティニ会長に感謝している。私は若い人たちと働くのをずっと楽しんできた。この役割においても続けられる」

「現代のサッカーは結果が大事になっている。すべての若い指導者に、しっかり準備しなければいけないと伝えたい。もちろん、犠牲を払わなければいけないのは当然だ。何が犠牲かは、監督たちの奥様方に聞いてみなさい。（監督は）試合、練習、コーチングと、ずっと仕事をしているのだからね」