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アンチの嫌がらせか? マンU本拠地にファーガソンの蝋人形が出現!

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「非常事態の際はこのガラスを割りなさい」

 これは嘲笑的なゲリラ広告塔を立てることで悪名高いアイルランドの大手ベッティング会社パディ・パワーが19日、マンチェスター・ユナイテッドがチェルシーに1-3で完敗した直後に設置したもの。

 ガラス張りのボックスに入ったファーガソン氏の蝋人形は、「ファーギー・タイム=マンチェスター・ユナイテッドが有利になるように同監督が審判団に圧力をかけ、増減するロスタイムの意」として知られる腕時計を指差すポーズを取っており、ガラスには「非常事態の際には、このガラスを割りなさい」と書かれている。

 パディ・パワーは、今季終了までに「モイーズ解任」に7.5倍を付けているのに対し、「ファーガソン復帰」に3.6倍の有力オッズを付けている辺りも生々しい。

 同社の広報は、「モウリーニョがユナイテッドに今季7回目の土をつけたことで、サー・アレックスがオールド・トラフォードに呼び出された。レッド・デビルズ(=マンUの愛称)にとって、これは公式の非常事態だ」と嘲っている。

【了】

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