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バルサのソシオ、ロセイ前会長に対する告訴取り下げず

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自身の安全がクラブから保障されるまで
自身の安全がクラブから保障されるまで【写真:goal.com】

バルセロナのソシオであるジョルディ・カセス氏が、同クラブのサンドロ・ロセイ前会長への告訴を取り下げない意向を表明した。

バルセロナのソーシャル部門副会長ジョルディ・カルドネル氏と話し合い、告訴の取り下げを決断したカセス氏。その話し合の場では、バルセロナがカセス氏に対し、いかなる法的措置も講じないことが口頭で約束されていたという。

だが、その約束を書面に起こすはずだったバルセロナの広報トニ・フレイシャ氏が、27、28日とカセス氏との面会を連続でキャンセル。これを受けたカセス氏は緊急会見を開き、自身の安全が書面でもって保障されない限り、告訴を取り下げない考えを明かしている。

「告訴はN&N(ネイマール&ネイマール)社に支払った4000万ユーロの内容を知りたかったからだ。クラブはその詳細をようやく説明し、私は先週末に告訴の取り下げを決断した」

「しかしながら、(バルセロナが自身に対する法的手段を講じないという)言葉を書面で受け取らない限り、告訴を取り下げないことを決めた。ただ、(カルドネル氏の)言葉によって、私は落ち着いているよ」

カセス氏はまた、サンドロ・ロセイ前会長が「耐えがたい脅迫行為」に悩まされていたことに関連して、自身もここ最近に何度も侮辱を受けていたと発言。現在の騒動が「早く終わりを迎えることを願っている」とも語った。

Goal.com

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