ナポリは２９日、コッパ・イタリア準々決勝でラツィオと対戦し、ホームで１－０と勝利を収めた。ラファエル・ベニテス監督は、準決勝で対戦するローマとの差について言及している。

FWゴンサロ・イグアインの８２分のゴールで、昨季の覇者ラツィオを下し、ベスト４に駒を進めたナポリ。ベニテス監督は試合後、イタリア『Rai』で次のように話している。

「難しい試合だったよ。ラツィオはうまくやった。だが、我々にも気迫とインテンシティーがあったね。勝利にふさわしかった。ジョルジーニョは良い試合をしたよ。ただ、それは全員に言えることだ」

FWロレンツォ・インシーニェは交代時、怒りをあらわにしていた。

「ロレンツォは若いんだ。交代に納得していないなら、終わった後に言わなければいけないということを理解しなければいけない。だが、観客も選手を支えなければいけないよ」

準決勝の相手ローマとは、リーグ戦でも２位を争っている。

「ローマ戦のことはまだ考えていない。いつだって次の試合が最も重要なんだ。ローマのことを考える前に、次の試合を考えて、コッパ・イタリアのことはまたそれからだ」

「ローマとの差？　彼らはとても強い。それに、ミッドウィークに試合がないんだ。ただ、彼らの方が強くて、我々の方が弱いということではないんだよ。彼らには準備する時間がより多くあるということなんだ。それは大きな違いになる」

また、ベニテス監督は残り２日の移籍市場でさらなる補強があることを期待していると語った。

「（リッカルド・）ビゴンSD（スポーツディレクター）が素晴らしい仕事をしてくれている。私はこの２日間でまだ何かあることを期待しているよ。我々には強いチームがある。それがさらに改善されるなら、なお良いことだ」