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ベッカム氏、米マイアミでMLS新チーム設立を発表!

text by 編集部 photo by Ryota Harada

ベッカム氏、米マイアミでMLS新チーム設立を発表!
ディビット・ベッカム【写真:原田亮太】

 元イングランド代表主将のディビット・ベッカム氏は5日、マイアミのMLSチームのオーナーになるオプションを行使したと発表した。「ロイター通信」が報じている。

 ベッカム氏は、ロサンゼルス・ギャラクシーとの契約の中でMLSが新チームを設立する際に2500万ドル(約25億円)でオーナーになれるオプション契約を結んでいた。

 ベッカム氏は、MLSコミッショナーのドン・ガーバー氏と共同会見を開き「私はいくつかの世界的なビッグクラブで偉大な選手たちとプレーしてきた。そして、チームのオーナーになることは夢だったんだ」と話した。

 さらに「自分自身と家族、友人、パートナーにとってエキサイティングなことだ。マイアミにチームを立ち上げることを楽しみにしている」と、興奮した様子を見せて「新チームは、人々のためのチームにしたい」と意欲を語った。

 ガーバー氏は「元選手として、トップリーグのオーナーになる最初の人物だ」と話し「米国サッカーの歴史的な日だ。彼の影響力によって、MLSが他国と競えるリーグであることが世界中に伝わる」と喜んだ。

 ベッカム氏は、米国の人気番組「アメリカン・アイドル」の生みの親で英国出身のTVプロデューサーのサイモン・フラー氏と、ボリビア出身の億万長者マルセロ・クラウレ氏と3人で共同オーナーとしてチームを運営していく。

 フランチャイズ権を得るための最終交渉は数ヵ月先になる可能性があり、現在はチーム登録の為に必要なスタジアム建設地の選定と資金調達を行っているという。

 ベッカム氏は、およそ2万5000席のスタジアム建設のために郡所有の土地の賃貸をマイアミ・デイト郡と協議中。

 スタジアムは、NBAマイアミ・ヒートの本拠地アメリカン・エアラインズ・アリーナから徒歩数分で、世界的な観光地マイアミビーチ市からほど近い場所に建設を予定しているという。

【了】

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