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リベリーが語る最高の監督、最低な監督「ファン・ハールのときは生きる喜びなんてかけらもなかった」

text by マテュー・デラートレ photo by Getty Images

「ペップはすごく徹底していて、決して容赦しない」

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フランク・リベリ【写真:Getty Images】

――だけど、そのファン・ハールとともに、2010年のタイトルを勝ち取った。それでも喜びはなかったと?

「そのとおりさ。試合の後、たとえ勝ち試合のあとでも、ロッカールームに歓喜の雰囲気なんかなかった。生きる喜びなんてかけらもなかったね」

――ペップ・グアルディオラはどう?

「彼が来てから、俺は、自分がイニシアチブをとることや、自分の中にあった『ゴールを決めることへの渇望』を呼び起こされた。彼は俺にこう言ったんだ。『君がもっとゴールを決めるところが見たい。ボールを獲ったら自分のためにプレーしていいんだ。どんどん仕掛けて行け』ってね。

 練習になると、俺はいつものクセが出て、ゴールの2メートルくらい前まで来ると、シュートを決められそうな奴を探してパスを出していた。そんなときペップが言うんだ。『違う!お前だ!自分で打て!』って」

――君にそういう指導をした監督は彼が初めて?

「そうなんだ。しかもものすごく徹底していて、決して容赦しない。その分、俺がゴールを決めたときに真っ先に喜んでくれるのも彼だ」

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